模試が返ってくると、まず点数と判定を見ますよね。私もそうでした。
なお、受ける前の目標の決め方については薬ゼミ統一模試Ⅰは何点取ればいい?にまとめました。
ただ、そこで一喜一憂して終わってしまうと、せっかく時間を使って受けた模試を十分に活かせません。
大事なのは、その結果から次に何をするかです。
私は6年生4月のスタートアップ模試で、学年178人中130位でした。そこから第110回薬剤師国家試験では273点でした。
模試を受けるたびにやっていたのは、点数を見るだけではなく、
「どこで落としたのか」
「なぜ間違えたのか」
「次に何を直すのか」
を確認して、普段の勉強へ戻すことです。
模試は合否を決めるものではなく、今の自分の状態を確認する材料のひとつだと思っています。
この記事では、私が模試の結果をどう見て、その後の勉強につなげていたかをまとめます。
もちろん、これは私に合っていた方法です。この通りにやれば点数が上がると保証するものではありません。
ただ、「模試が終わったけど何から復習すればいいか分からない」という人には、ひとつの参考になると思います。
模試を受けたら、まず「どこで落としたか」を見る
合計点と判定はどうしても気になります。
でも、それだけ見ても次に何を勉強すればいいのかは分かりません。
私は合計点だけではなく、必須・理論・実践のどこで失点しているかを分けて見ていました。
例えば、
- 必須で失点している → 基礎知識で曖昧なところがないか確認する
- 理論で失点している → まだ勉強していない範囲なのか、理解が足りないのかを見る
- 実践で失点している → その時点で実践問題をどこまで進めていたかも合わせて考える
という感じです。
私の場合、9月頃はまだ実践問題に本格的に入っていませんでした。
その状態で実践の点数だけを見て落ち込んでも仕方ありません。
逆に、すでに勉強した範囲なのに何度も落としているなら、そこは見直したほうがいい。
点数そのものより、「今の勉強状況に対してどこが取れていないのか」を見るようにしていました。
理論問題の進め方は【6〜9月編】理論問題対策に、4月から本番までの流れは勉強スケジュール完全版にまとめています。
全345問を同じ重さで復習しなくていい
模試が終わったあと、最初から345問全部を同じように復習しようとすると、かなり時間がかかります。
私は、全部に同じ時間を使うことはしていませんでした。
優先して見ていたのは、
- 間違えた問題
- 解いているときに自信がなかった問題
- 正解したけれど、選択肢の理由をうまく説明できなかった問題
です。
逆に、根拠まで説明できて正解していた問題は、基本的にはそこで終わり。
「正解したか」だけではなく、「本当に理解して選べたか」も見るようにしていました。
必須問題では、2択まで絞ってたまたま正解することもあります。
その問題を「正解したからOK」で終わらせると、次に同じ内容が出たときにまた迷うかもしれません。
そのため私は、模試を解いているときの自信度も分かるように、問題冊子へ簡単なある印を残していました。
具体的な印の付け方は最後に示しますが、あとから自分がどこで迷ったのか分かる状態にしておくのはかなり役立ちました。
復習は、早めに手をつける
私は、自己採点は模試当日に、復習はその翌日からしていました。
理由は単純で、時間が経つほど、
「なぜこの選択肢を選んだんだっけ?」
という記憶が薄れていくからです。
ただし、345問すべての復習を終わらせていたわけではありません。
まず自己採点をして、記憶が残っているうちに気になった問題から見直す。
成績表が返ってきてから分かる情報については、そのとき改めて確認する。
という形でした。
全部を一気に終わらせるより、まず早めに復習へ入ることを意識していました。
間違えた原因を分ける
模試の復習では、単に正解を確認するだけではなく、
「なぜ間違えたのか」
も見るようにしていました。
例えば、
✅ そもそも知らなかった
👉解説を読み、必要なら青本などで確認
✅ 知っていたけれど思い出せなかった
👉一度勉強しただけで定着していない可能性があるので、復習する時間を増やす
✅ 問題文を読み違えた
👉問題の聞かれていることを目立たせる、最後まで問題文を読む
同じ「1問不正解」でも、原因は違います。
読み間違えた問題なのに青本を何ページも読み込んでも、次の読み間違いへの対策にはなりません。
原因が違えば、その後にやることも変わる。
これは模試を復習するときに意識していました
模試で見つけた弱点を、普段の勉強に戻す
模試を復習して終わりにはしませんでした。
模試で見つけた弱点は、普段使っている教材へ戻します。
私の場合は、
- 理解できていない部分を青本で調べる
- また間違えそうな内容を自作問題ノートへ入れる
などです。
模試は年に数回ですが、回数別や自作問題ノートは普段から繰り返します。
だから、模試で見つかった弱点を普段の勉強へ混ぜてしまうイメージです。
自作問題ノートについては自作問題ノートの作り方で詳しくまとめています。
判定が悪かったときはどう見る?
模試の判定が悪いと、当然気になります。
私自身も、6年生4月のスタートアップ模試では学年178人中130位からのスタートでした。
ただ、判定はその時点での位置を示す材料のひとつです。
だからといって、
「まだ時間があるから大丈夫」
と何もしなくていいわけでもありません。
判定を見るより、
- 必須・理論・実践のどこで落としているか
- すでに勉強した範囲で何を間違えたか
- 次の模試までにどこを見直すか
を決めるほうに時間を使っていました。
判定が良くても悪くても、結局やることは同じです。
結果の中身を見て、次の勉強を決める。
それだけでした。
次の模試を「答え合わせ」にする
模試の模試は1回で終わりではありません。
前回の模試で見つけた弱点を普段の勉強で見直しておけば、次の模試でその結果を確認できます。
例えば、
- 前回弱かった分野の失点が減ったか
- 同じ内容をまた間違えていないか
- 同じ間違え方を繰り返していないか
を見る。
減っていれば、その勉強を続ける。
変わっていなければ、復習の方法を少し変えてみる。
私は模試を、知識だけではなく自分の勉強法を確認する機会としても使っていました。
やってしまいがちな勉強法については、薬剤師国家試験に落ちる人の特徴にもまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. 模試は全345問を復習したほうがいいですか?
A. 私は全問を同じ時間では復習していませんでした。間違えた問題、自信がなかった問題、正解していても理解が曖昧だった問題などを優先していました。
Q. いつから復習を始めればいいですか?
A. 私は自己採点を当日にやり、復習は模試を受けた翌日からやっていました。解いた時の記憶が残っているほうが、「なぜその選択肢を選んだのか」を思い出しやすいからです。
Q. 正解した問題も見直しますか?
A. 全部は見ませんでした。ただ、正解していても選択肢の理由を説明できなかった問題など、理解が曖昧だったものは確認していました。
Q. 判定が悪くても間に合いますか?
A. 判定だけではなんとも言えませんし、「間に合う」と保証することもできません。ただ、判定を見るだけで終わるより、どこで失点したのかを確認して次にやることを決めたほうがいいと思っています。
まとめ
模試を受けたあとは、
- 点数・判定を見るだけで終わらせない
- 必須・理論・実践のどこで失点したかを見る
- 全345問を同じ重さで復習しない
- 間違えた問題や理解が曖昧だった問題を優先する
- 解いたときの記憶が残っているうちに見直し始める
- 間違えた原因を考える
- 見つけた弱点を普段使っている教材へ戻す
- 次の模試で同じ弱点が減ったか確認する
という流れで見ていました。
模試は受けた時点ではただの結果です。
そこから、
「何ができていなかったのか」
「次に何をするのか」
まで決めて初めて、普段の勉強につながります。
私も6年生4月は学年178人中130位からのスタートでした。
模試の点数そのものより、そこで見つかったものを次の勉強にどう戻すかを大切にしていました。
私が実際にやっていた模試復習について
この記事では、模試復習の基本的な考え方をまとめました。
私自身が統一模試Ⅰ〜Ⅲでどの問題をどう優先していたか、○△×や成績表をどう使っていたか、伸び悩んだ時期から1〜2月の総復習へどうつなげたかについては、noteに実際のやり方をまとめています。
この記事の内容だけでも模試の復習は始められるので、さらに私の具体的な運用まで知りたい方はこちらを参考にしてください。
→ 【逆転合格】学年下位10%から薬剤師国家試験273点|模試復習と直前期の勉強法を公開
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