薬剤師国家試験で「時間が足りない」を防ぐ|模試で練習したい5つのこと

模試で難しい1問に考え込んでいるうちに、残り時間が少なくなる。後ろの問題を見たら解けそうなのに、もう時間がない。

薬剤師国家試験で「時間が足りない」という終わり方をすると、本当にもったいないですよね。

今回は、薬剤師国家試験本番で時間切れを起こさないために、模試で意識しておくことをまとめました。

ぜひ参考にしてみてください!

読者くん
模試でいつも最後まで解ききれなくて……解ける問題が残ってるのが悔しいです😥
すん
分かる、それが一番もったいないよね。僕も模試で解き方を試しながら、少しずつ直していったよ。

こんな悩みがある方向けの記事です。

  • 模試で時間が足りず、最後まで解ききれない
  • 1問で考え込んでしまい、後半が雑になる
  • 理論の物理・化学で時間を使いすぎてしまう
  • マークミスや読み違いで点を落としたことがある

この記事を読めば、次のことがわかります。

✅ 時間切れを防ぐための、解く順番の考え方
✅ 分からない問題を飛ばす目安と、戻り方
✅ 読み違いを防ぐために問題文のどこを見るか
✅ マークミスを防ぐ見直しの手順

結論からいうと、①解く順番を模試で試す、②手がかりが出ない問題はいったん飛ばす、③最後に見直しとマーク確認の時間を残す。この3つを意識すると、時間切れで解ける問題を落とすことを減らせると思います。

この記事を書いている私は、薬剤師2年目のすんすんはんです。模試で解く順番や時間の使い方を試しながら固めて、本番は273点で合格しました。

模試でいつも時間が足りなくなる人に向けて、私が模試で練習していた試験中の動き方を5つにまとめました。次の模試からすぐ試せる形にしているので、ぜひ最後まで読んでみてください!


目次

解く順番は、模試で自分に合う形を見つける

問題の順番どおりに解いて時間内に終わるなら、無理に変える必要はありません。

見直したいのは、何も考えずに頭から進めた結果、時間切れになって、自分なら解けたはずの問題を残してしまう場合です。

理論1は、物理・化学で時間を使いすぎやすい

特に理論1では、物理・化学に時間を使いすぎ、衛生や法規に十分な時間を残せないという人が多くいます。私もその一人でした。

そこで私は、模試で解く順番も色々試した結果、このような順番で落ち着きました。

衛生 → 法規 → 生物 → 物理 → 化学

これは私の一例です。
基準にしたいのは、自分が解ける問題を、時間切れで残さずに済むかという点です。

順番を試したら、終わったあとに振り返る

模試が終わったあとに、この2つを振り返ると、次に何を変えるか判断しやすくなります。

  • 時間切れで手をつけられなかった問題はないか
  • 解ける問題を後回しにしていなかったか
読者くん
順番って、自分で変えていいんですね!
すん
もちろん。模試は本番の練習だから、合う順番を探すのにぴったりだよ。

1分ほど考えて何も浮かばなければ、いったん飛ばす

時間切れにつながりやすいのが、1問で止まり続けてしまうことです。

私は、1分くらい考えても何も出てこない問題は、問題用紙のページの端を折って先に進んでいました。時間が余れば、最後に戻ります。

「1分」は、手がかりが何も浮かばないときの目安

ここでの1分は、解き方の手がかりが何も浮かばないときの目安です。

解き方が見えている問題は、残り時間や残っている問題数も見ながら、続けるかどうか判断してみてください。

戻る場所がすぐ分かるようにしておく

飛ばすときは、あとで戻る場所がすぐ分かるようにしておくことも大切です。問題番号に印をつけるなど、受ける試験の注意事項に沿って、戻りやすい方法を用意しておきましょう。

その1問で考え続けるかどうかだけでなく、まだ見ていない問題に時間を残せるかも意識してみてください。

読者くん
でも、飛ばすのって負けた気がしませんか……?
すん
気持ちは分かる!でも、その1問より、後ろの解ける3問のほうが大事なんだよね。

読み違い・見落としで、時間と点数を失わない

焦ると問題文を読み飛ばしがちですが、問われていることを取り違えると、解き直しで余計に時間を使うことになります。

「何を問われているか」を丸で囲む

私は、問題文の「正しいもの」「誤っているもの」「2つ選べ」など、何を問われているかを示す部分を丸で囲んでいました。

先に囲んでおくと、選択肢を検討している途中でも、条件を目で確認し直せます。

実践問題で本文を全部読まない

実践問題の本文は、ここ最近で文章量が多くなってきており、時間内に解き終われない人も多くなってきています。

しかし、実践問題は全ての文を読まなくても解答できます。

実践問題のリード文には、年齢、家族構成、既往歴、処方薬、検査値、複数日の経過など、多くの情報が含まれています。

最初からすべてを読んでいると、時間がかかるだけでなく、何が大事な情報なのか分からなくなることがあり、問題文を読んでから結局またリード文を見て...っと時間がかかってしまいます。

実践問題を解くときは、先に問題文を読み何を問われているのかを確認し、その後にリード文を見て該当する情報のみを見つけ出すという方法が効率よく解くために大切です。

詳しい実践問題の解き方や勉強の進め方は、実践問題の勉強法の記事でまとめていますので、こちらも見てみてください。


最後は、問題用紙とマークシートを照合する

私は、問題用紙の選択肢番号に自分の回答を丸で残し、最後にマークシートと一致しているかを確認していました。

見直しというと解答の中身に目が向きがちですが、マークが意図と違っていれば、解けた問題も点になりません。

問題番号ごとに、1つずつ突き合わせる

確認するときは、問題用紙の丸とマークを、問題番号ごとに1つずつ突き合わせるのがおすすめです。

特に、途中で飛ばした問題があると、次の問題の答えを1つずれた欄にマークしてしまうおそれがあります。飛ばした直後や、戻って解いたあとは、番号の対応を意識しておくと安心です。

マークの確認まで含めて、時間を使えるようにしておきたいですね。

読者くん
飛ばしたせいでマークが1個ずれるの、考えただけで怖いです……!
すん
だから最後の照合が大事なんだ。解いた問題を、ちゃんと点にするための時間だね。

余った時間も、本番の練習に使う

時間が余っても、私は模試でも国試本番でも途中退室しませんでした。

残った時間は、こういうことに使っていました。

  • 迷った問題に戻る
  • 問題文をもう一度読む
  • 見落としがないか確認する

模試は、本番を想定して時間の使い方を練習できる場です。早く終わったときに何をするかまで決めておくと、本番でも時間の使い方に迷いにくくなると思います。

昼食の取り方も、模試で試しておく

午後の集中力は、昼食の取り方でも変わります。何をどれくらい食べると午後も集中して解けるのか、模試で試しておくのもよいと思います。

模試の回数が足りないと感じたら

模試だけでは練習の機会が足りないと感じたら、直前期に過去問を時間を測って通しで解く方法もあります。私もこの練習をしていました。

卒業試験の過去問を、時間配分の練習に使う方法もあります。詳しくは卒業試験対策の記事に書いています。


よくある質問(FAQ)

Q. 模試で時間が足りないときは、解く順番を変えたほうがいいですか?

A. 時間切れで解ける問題を残してしまうなら、順番を試してみる価値があります。私は理論1で、衛生→法規→生物→物理→化学の順に解いていました。

Q. 分からない問題は、何分考えたら飛ばせばいいですか?

A. 私は、解き方の手がかりが何も浮かばないときは1分ほどで先に進んでいました。すべての問題を1分で打ち切るわけではなく、解き方が見えている問題は残り時間を見ながら続けるか判断していました。

Q. マークミスを防ぐにはどうすればいいですか?

A. 問題用紙の選択肢番号に回答を丸で残しておき、最後にマークシートと問題番号ごとに突き合わせるのがおすすめです。特に問題を飛ばした直後は、1つずれた欄にマークしやすいので注意してみてください。

Q. 時間が余ったら、途中退室してもいいですか?

A. 私は模試でも本番でも途中退室しませんでした。余った時間は、迷った問題に戻ったり、問題文を読み直したり、見落としがないか確認したりすることに使っていました。

Q. 模試以外で、時間配分の練習はできますか?

A. 直前期に過去問を時間を測って通しで解く方法があります。私もこの練習をしていました。卒業試験の過去問は初めて見る問題が多いので、時間配分や解く順番を試す練習にも使えると思います。

まとめ|次の模試で試すこと

最後に、次の模試で試せることを5つにまとめます。

✅ 時間が足りないなら、同じ冊子の中で解く順番を変えてみる
✅ 解き方が浮かばないとき、どこで先へ進むか目安を決める
✅ 飛ばした問題は、戻る場所が分かるようにしておく
✅ 「正しい」「誤っている」「2つ選べ」などの指示と、患者さんの条件を確認する
✅ 最後に、問題用紙の回答とマークを問題番号ごとに照合する

全部を一度に変える必要はありません。まずは、今回困ったことに合うものを1つ選んでみてください。

次の模試で試して、うまくいった方法を本番に持っていく。私も模試を使って、自分に合う解き方を探していました。

読者くん
次の模試では、まず解く順番を変えてみます!
すん
いいね!1回で完璧じゃなくていいから、試して振り返ってを繰り返していこう。応援してる!

📘 模試を、次の勉強につなげたい方へ

この記事では、模試を受けている最中の動き方をまとめました。ただ、模試は受けたあとの使い方で、得られるものが大きく変わると思っています。

こちらのnoteでは、模試を受けたあとから国試当日までを、どういう順番で埋めていったかを書いています。

  • 模試の結果を、復習の優先順位にどうつなげていたか
  • 点が伸び悩んだ時期に、何をやめて何を残したか
  • 1〜2月の総復習と、国試当日までの過ごし方

模試の復習と直前期、何をすればいい?学年下位10%から273点を取った私がやった復習法と本番までの過ごし方(有料note・500円)

Xで国試の勉強のことや、薬剤師になってからの日常を呟いてます。よかったら覗いてみてください!
→ @yakugakulabo

🏛️ 厚生労働省 薬剤師国家試験について:薬剤師国家試験の公式情報(出題基準・過去問)はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

25歳/2年目薬局薬剤師/第110回薬剤師国家試験 273点/345点満点で合格。

5年生まで研究漬け → 6年生4月の学内模試は178人中130位。
そこから11か月でやったことをリアルに書いています!
NISAでオルカン積立中/投資資産100万円を突破しました!
発信内容:国試勉強法 × 資産運用の実録

※個別の服薬相談にはお答えできません。
※投資の専門家ではありません。記事は私個人の記録です。

コメント

コメント一覧 (3件)

コメントする

目次