給料は入るのに、月末に口座を見ると思ったより残っていない。
薬剤師1年目の私は、ずっとその状態でした。
使いすぎている自覚もないのに残らない。
原因が分からないまま数か月が過ぎました。
こんな悩みがある方向けの記事です。
- 薬剤師の一人暮らしで、毎月いくらかかるのか知りたい
- 給料は入るのに、お金が残らない
- 固定費を見直したいが、どこから手をつければいいか分からない
- 節約はしたいけれど、生活を我慢だらけにはしたくない
この記事を読めば、次のことがわかります。
- ✅ 薬剤師2年目・一人暮らしの私が、毎月何にいくら払っているか
- ✅ 年に1回の支出を、どう月割りで管理しているか
- ✅ 私が固定費を見直した順番
- ✅ 下げてよかったものと、削らなかったもの
結論から書くと、私の固定費は月あたり約51,100円です。ここに奨学金の返済40,000円が乗ります。
執筆者のすんすんはんは現役薬剤師2年目、25歳。一人暮らしで、奨学金720万円を毎月40,000円ずつ返済しながら、NISAでオルカンを積み立てています。
この記事の金額は、私が実際に使っている家計表の数字です。参考にしていただけたら嬉しいです🌟
薬剤師2年目・一人暮らしの固定費を公開
私は家計表で支出を4つに分けています。「毎月・固定」「毎月・変動」「不定・固定」「不定・変動」の4つです。
この記事で扱うのは、このうち毎月・固定と、不定・固定を月割りにしたものです。
毎月同じ額が出ていくお金
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 家賃(自己負担分) | 14,200円 |
| サブスク費 | 10,000円 |
| ガス代 | 7,000円 |
| 電気代 | 4,000円 |
| 水道代 | 3,300円 |
| スマホ代 | 3,000円 |
| 小計 | 41,500円 |
光熱費は厳密には月ごとにぶれますが、ゼロになる月がないので、私は家計表で「毎月・固定」として扱っています。予算を決めておいたほうが、月末に慌てずに済みます。
スマホ代も補足します。カード払いなどで貯まった楽天ポイントが通信費から差し引かれるので、実際に口座から出る額は毎月変わります。ならすと月3,000円くらいなので、家計表ではその金額で見込んでいます。
年に1回・数年に1回の支出を月割りにしたもの
車検や自動車税のように、たまにまとまって出ていくお金があります。来た月にそのまま払うと、その月だけ家計が壊れます。
なので私は、月割りにして最初から見込んでいます。
| 項目 | 頻度 | 月あたり |
|---|---|---|
| 車検(100,000円) | 2年に1回 | 約4,167円 |
| 自動車税(34,500円) | 1年に1回 | 約2,875円 |
| スマホ本体(120,000円) | 5年に1回 | 2,000円 |
| 推しの年会費(4,490円) | 1年に1回 | 約374円 |
| 楽天ゴールドカード年会費(2,200円) | 1年に1回 | 約183円 |
| 小計 | 約9,600円 |
この2つを合わせると、固定費は月あたり約51,100円です。
利用中のサブスク
サブスクは月10,000円です。内訳は6つあります。
- Apple Music
- マネーフォワードME
- ChatGPT
- Claude Code
- Nintendo Switch Online
- U-NEXT
数だけ見ると多く感じるかもしれませんが、全部いま実際に使っているものです。使っていないものは残していません。
U-NEXTだけ補足します。毎月1,200ポイントがもらえるので、使い切れば体感の負担は下がります。ただ、口座から引かれる金額はポイント分を差し引く前の額です。家計表にはそのまま計上しています。
車にかかる費用
車は持っています。ガソリン代が月5,000円ほどですが、これは走った分だけ変わるので、私は「毎月・変動」に入れていて、固定費には含めていません。
固定費として見込んでいるのは、車検と自動車税です。合わせて月あたり約7,000円になります。
車は持っているだけで、乗らなくてもお金が出ていきます。その分を毎月の見込みに入れておかないと、車検の月に一気に苦しくなります。
奨学金返済は別枠で考える
私は奨学金を720万円借りていて、毎月40,000円を返済中です。生活費というより決まった支払いなので、別で見ています。
先ほどの約51,100円に足すと、毎月ほぼ確実に出ていくのは約91,100円です。
奨学金を返しながら投資をしていいのかについては、薬剤師は奨学金返済中でもNISAを始めていい?に私の考え方をまとめています。
なお、NISAの積立は生活費に入れていません。あれは使って消えるお金ではなく、置き場所を変えているだけだからです。生活費と混ぜると、支出が実際より大きく見えてしまいます。
私が固定費を見直した順番
固定費のいいところは、一度見直せば効果が翌月以降もずっと続くことです。
毎日100円我慢するのは、毎日やらないと効果が出ません。でも固定費は1回手を動かせば終わりです。私はそこから手をつけました。
auから楽天モバイルへ変更
いちばん効果が大きかったのが通信費です。
auを使っていた頃は月約7,000円でしたが、楽天モバイルへ変更してからは月3,000円前後になりました。年間では約4万円以上の節約になっています。
現在は、自宅に固定回線を引かず、楽天モバイルを主回線、povoのデータ専用プランを予備回線として使っています。
実際の通信量や、自宅Wi-Fiなしで生活している使い方は、楽天モバイルとpovoを併用している通信費の記事にまとめています。
通信品質は地域や建物によって変わるため、自分の生活圏に合うか確認してから選ぶのがおすすめです。
使っていないサブスクがないか確認
次に見たのはサブスクです。
大事なのは、金額よりも「実際に使っているか」だと思っています。
月500円でも開いていないなら無駄ですし、月3,000円でも毎日使って役に立っているなら高くありません。私が払っている6つは、金額の大小ではなく使用頻度で残すかを決めました。
明細を見て「これ何だっけ」と思うものがあれば、そこが最初の候補です。
金利5.6%の車ローンを一括返済
新卒で配属されたのは、車がないと生活が難しい地域でした。最寄り駅までは車で約30分、バスも1日3本ほどです。
当初、車を買う予定はありませんでしたが、通勤や買い物に必要だったため急遽購入しました。当時は預金が約50万円しかなく、現金では買えなかったので6年間のローンを組みました。
約1年後、給料やボーナスで預金が増えてきたため、次の2つで迷いました。
- このまま6年間、毎月返済する
- 残っている約55万円を一括返済する
私のローン金利は年5.6%でした。決して低くなかったため、最終的に残額を一括で返済しました。
その結果、今後支払う予定だった利息や手数料を約6万円減らせました。
6万円だけを見ると、小さく感じるかもしれません。しかし、仮に6万円を年7%で40年間運用できた場合、単純計算では約90万円になります。
また、一括返済によって預金は大きく減りましたが、毎月の返済がなくなり、借金を抱えている心理的な負担も軽くなりました。
私は金利と手元資金を比べたうえで、一括返済を選んでよかったと感じています。ただし、低金利の借入なら、生活防衛資金を残しながら返済する考え方もあります。
車検などの不定期支出を月割りする
車検、自動車税、年会費、数年に1回のスマホ本体代。こういう「たまにドンと来るお金」は、来た月に家計を壊します。
私はすべて月割りにして、家計表に固定費として並べています。
実際に別口座へ移していなくても、「毎月これくらいは出ていく」と認識しておくだけで、その月に慌てなくなります。
固定費を下げても削りすぎないもの
固定費を見直すと、そのうち「もっと削れないか」と考え始めます。私も一時期そうなりました。でも、削りすぎると続きません。
交際費やプレゼント
大切な友人や恋人と会う、誰かに何かを贈る。ここは削っていません。
会社や好きでもない人との飲み会やお土産などは不要だと感じていますが、自分が大切にしている人には惜しみなく使うようにしています。
また、私は恋人と遠距離恋愛をしています。
そのため、私の家計表で年単位でいちばん大きいのは旅行費です。恋人と会う際には飛行機を使っています。そのため費用でいうと毎回5万、多い時は10万円ほどの出費になります。正直結構な出費になってますが、ここをケチって会う頻度を下げようとは思ってないです。
趣味
サブスクを6つ残しているのも同じ理由です。
音楽もゲームも映画も、私には生活の一部です。全部やめれば月10,000円浮きますが、そのために毎日が味気なくなるなら割に合わないと思っています。
健康のための支出
食事や睡眠に関わる部分も削りません。体調を崩すと仕事にも生活にも響きますし、安く抑えた結果、余計にお金がかかることもあるからです。
家計管理は、我慢の量を競うものではありません。限られたお金をどこに優先して置くかを決める作業だと思っています。
普段の家計のやりくりは薬剤師1年目・2年目の家計管理にまとめています。
固定費を見直した後のお金の流れ
固定費を整えたら、次は残ったお金をどうするかです。私は順番を決めています。
奨学金返済を確保する
まず、毎月40,000円の奨学金返済を最優先で確保します。減らせませんし、遅らせても得はありません。手取りが入ったら、まずこの分を計算に入れます。
生活防衛資金を残す
次に現金を手元に残すことです。急な出費や、働けなくなったときのためのお金です。
投資より先にこの現金を確認します。現金がない状態で投資を増やすと、いざというときに取り崩すことになるからです。
無理のない金額をNISAへ回す
そのうえで、残った範囲でNISAに積み立てています。最初から今の額だったわけではなく、少額から始めて生活が回ることを確認しながら増やしました。
そして私も今の積立額を一度下げる予定です。
先ほど書いたとおり、車のローンを一括で返したことで預金が50万円ほど減りました。手元の現金が薄くなった状態で積立を続けるより、先に現金を戻すほうが優先だと考えたからです。
次の引き落としから、積立額を月80,000円から月30,000円へ一旦下げます。現金が戻ったら、また増やすつもりです。
積立額は一度決めたら変えてはいけないものではありません。生活の状況が変われば、下げていいと思っています。積立を続けるために生活が苦しくなる、いわゆるNISA貧乏になるほうが問題です。
固定費を見直すときのチェックリスト
上から順に、1回手を動かせば効果が続くものを並べています。
- ☐ 通信費:プランを何年も変えていないなら、まずここ
- ☐ サブスク:金額ではなく「先月使ったか」で判断する
- ☐ 住居費:家賃補助や社宅の制度の活用、家賃交渉
- ☐ 不定期支出:車検・自動車税・年会費を月割りにして把握する
- ☐ 削らないものを決める:交際費・趣味・健康は先に守る枠を決めておく
全部やろうとせず、1つずつで十分だと思います。
よくある質問(FAQ)
Q. 家賃補助はどれくらい効きますか?
A. 私は自己負担が14,200円で、残りの約8割を会社が負担してくれています。同じ手取りでも、ここがあるかないかで家計の余裕がまったく変わります。
Q. 固定費はどこから見直せばいいですか?
A. 私は通信費から手をつけました。1回手続きをすれば効果が翌月以降も続くので、毎日の節約より先に効きます。
Q. 民間の保険には入っていますか?
A. 私は入っていません。独身で扶養している家族がいないことと、健康保険や高額療養費制度があるためです。
Q. 車検のようなまとまった支出はどう管理していますか?
A. 月割りにして、最初から家計表に固定費として入れています。来た月にそのまま払うと、その月だけ家計が壊れるからです。
Q. NISAの積立は生活費に入れていますか?
A. 入れていません。使って消えるお金ではなく、置き場所を変えているだけだからです。生活費と混ぜると支出が実際より大きく見えてしまいます。
まとめ
- 私の固定費は月あたり約51,100円(毎月同額の41,500円 + 年単位を月割りした約9,600円)
- そこに奨学金返済40,000円を足すと、毎月ほぼ確実に出ていくのは約91,100円
- 家賃補助の影響が大きい。自己負担は14,200円
- まずは固定費の見直し、使っていないサブスクを解約
- 車検・自動車税などは月割りで家計表に入れておく
- 交際費・趣味・健康は削らない。家計管理は我慢ではなく優先順位づけ
- お金の流れは奨学金 → 生活防衛資金 → NISAの順
金額はあくまで私の場合です。家賃補助の有無だけでも、家計はまったく違うものになります。自分の数字を一度書き出してみるところから始めてみてください。
お金のことを何から手をつけるか迷っている方は、薬剤師2年目のお金、何から始める?に順番をまとめています。手取りと生活費の実額は薬剤師2年目の手取りはいくら?で公開しています。
Xで薬剤師の日常やお金のことを呟いてます。よかったら覗いてみてください!
→ @yakugakulabo

コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 通常月の通信費は楽天モバイルの3,278円で、povoを使った月だけトッピング代が加わります。固定費全体の内訳は薬剤師2年目・一人暮らしの固定費にまとめています。 […]
[…] 私の固定費を項目ごとに全部出したものは薬剤師2年目・一人暮らしの固定費はいくら?で公開しています。通信費をどう下げたかは楽天モバイルは一人暮らしのWi-Fi代わりになる?に書きました。 […]