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「NISAを始めようとしたけど何を買えばいいかわからない」「オルカン一本でいいって言う人もいれば、分散しろって言う人もいる」——情報が多すぎて判断できず、始められないまま時間だけが過ぎていく。そんな状況の方に向けて書きました。
2年4ヶ月オルカン一本で積み立てた実績と、実際にやってみた上での結論をそのままお伝えします。
こんな悩みがある方向けの記事です。
- NISAで何を買えばいいかわからない
- オルカン一本で本当に大丈夫か不安
- 情報が多すぎて結局何もできていない
この記事を読めば、次のことがわかります。
- ✅ 薬剤師2年目のリアルな手取り・残業代・ボーナス(数字あり)
- ✅ 奨学金4万円返済中でもNISAを続ける理由
- ✅ 楽天証券を選んだ理由とクレカ積立の設定
- ✅ オルカンとは何か(1分でわかる簡単解説)
- ✅ 2年4ヶ月の実際の運用実績(数字あり)
- ✅ オルカン一本でいいかどうかの私の結論
執筆者のすんすんはんは現役調剤薬局薬剤師2年目・25歳。国試勉強の傍ら資産形成をスタートし、現在もNISAでオルカン積立を継続中。リアルな数字をそのまま公開しています。
目次
- 第1章:薬剤師2年目のリアルな収支公開
- 第2章:楽天証券を選んだ理由
- 第3章:オルカンとは何か
- 第4章:オルカン一本のメリット
- 第5章:オルカン一本のデメリット・懸念点
- 第6章:私の2年4ヶ月の実績と結論
- まとめ
eMAXIS Slimオルカンとは何か・初心者に向いている理由
この章のポイント:「全世界の株に一括投資できる低コストファンド」を正確に理解する
eMAXIS Slim全世界株式の仕組み
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。「MSCI ACWI(全世界株式指数)」という指数に連動することを目指しています。
この指数は先進国23カ国・新興国24カ国の約3,000銘柄以上で構成されています。世界中の主要な株式市場を網羅しているため、「1本買うだけで世界中の株に分散投資できる」というのがオルカンの最大の特徴です。
自動的にリバランスされるため、どこかの国の株が伸びればその比率が増え、下がれば減ります。自分でメンテナンスする必要はありません。
なぜ初心者に向いているか
投資の世界では「分散投資がリスクを下げる」という原則があります。1つの銘柄や1つの国に集中投資すると、その銘柄・国が大きく下がったときのダメージが大きくなります。
オルカンは世界中に分散されているため、1つの国や銘柄の影響を受けにくい構造になっています。また「何を買うか」を一度決めたら、あとは積み立てるだけ。投資の知識が少なくても運用できます。
忙しい薬剤師が「毎日相場を確認して売買する」というスタイルは現実的ではありません。オルカン一本 積立 NISAのスタイルは、時間をかけずに長期投資ができる仕組みとして医療職に特に向いていると感じています。
コストが低い理由(信託報酬)
投資信託には「信託報酬」という年間の維持コストがかかります。eMAXIS Slim全世界株式の信託報酬は年0.05775%です。
100万円を運用した場合の年間コストは約577円。これは業界最低水準です。アクティブファンド(プロが銘柄を選んで運用するファンド)の信託報酬が年1〜2%であることと比べると、その差は長期では大きく影響します。
30年間で1,000万円運用した場合、信託報酬0.06%と1.5%では手数料の差だけで数百万円変わるケースもあります。コストの低さは長期投資において非常に重要な要素です。
オルカン一本積立のメリット
この章のポイント:「シンプルであること」が最大のメリットである理由
全世界に分散できる
1本買うだけで世界約3,000銘柄に投資できます。これを個別株で実現しようとすると途方もない手間とコストがかかります。
「米国株だけでいいのでは?」という意見もあります。確かに過去10〜20年は米国株が突出したパフォーマンスを示してきました。しかし「これからの20〜30年も米国が最強である」という保証はありません。世界全体に分散することは、特定の国への過度な依存を避けるという意味で合理的です。
管理が簡単で考えなくていい
オルカン一本の積立に設定したら、基本的にやることは何もありません。
- 毎月どれを買うか考える必要がない
- ポートフォリオのリバランスが不要(自動でされる)
- 銘柄の入れ替えを検討しなくていい
- 毎日相場を確認しなくていい
投資に使う時間・脳のリソースをゼロに近づけられます。その分を仕事・勉強・プライベートに使えます。「投資をしている」という事実が、何もしていないときでも資産を増やし続けてくれます。
長期で見ると右肩上がりの根拠
世界経済は長期的に成長し続けてきました。戦争・リーマンショック・コロナショックなど、歴史上何度も大きな下落がありましたが、その都度回復して最高値を更新してきています。
オルカンは世界経済全体に投資するファンドです。「世界経済が長期的に成長する」という前提が正しければ、オルカンも長期的には上昇します。この前提が崩れるとき(世界経済が永続的に衰退するとき)は、どんな投資も意味をなさない状況なので、長期投資においてオルカンが最も合理的な選択肢の一つと言えます。
オルカン一本積立のデメリット・リスクと懸念点
この章のポイント:メリットだけでなくリスクを正直に理解してから投資する
米国株比率が高い問題
オルカンの構成比率の約63%が米国株です。「全世界に投資」といいながら、実際には米国株への集中度が高い。米国経済が長期低迷した場合、オルカンも大きく影響を受けます。
ただし、この比率は世界の株式市場における米国の時価総額シェアを反映したものです。米国企業が世界経済に占める割合が大きい以上、この比率は「現実を映している」とも言えます。「米国比率が高すぎる」と感じるなら、全世界株式と新興国株式を組み合わせて調整する方法もあります。
為替リスク
オルカンは円建てで購入しますが、実際には外国株式(主にドル建て)で運用されます。そのため為替レートの変動が評価額に影響します。
円高になると評価額は下がり、円安になると評価額は上がります(実際の株価が変わらなくても)。ただし、長期投資においては為替の影響は緩和される傾向があり、20〜30年の単位では過度に心配する必要はないと考えています。
短期では元本割れのリスク
オルカンは「長期投資に向いている」ファンドです。短期(1〜3年)では必ず利益が出るとは限りません。
2022年には世界的な金利上昇と景気後退懸念から、オルカンも大きく下落しました。私の評価額もその時期は一時的にマイナスになっています。「明日使うお金」「3年以内に使う予定のお金」を投資に回すのは危険です。
オルカンに向いているのは「10年以上使わないお金」です。この前提を守れば、短期の下落に動じず積み立てを続けられます。
薬剤師2年目のリアルな収支を公開する
この章のポイント:手取り・残業代・ボーナス・支出と奨学金の実態をそのまま公開する
手取り・残業代・ボーナスの実数
薬剤師2年目、現在の手取りは毎月28〜30万円程度です。残業は月15〜20時間ほどあり、残業代として毎月約5万円が追加されています。
| 項目 | 金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 月の手取り(残業込み) | 28〜30万円 | 月によって変動あり |
| うち残業代 | 約5万円 | 月15〜20時間分 |
| 1年目冬ボーナス | 24万円 | 半分をスポット購入に投入 |
ボーナスが出たときは、半分をオルカンのスポット購入に回しています。積立とは別に一括で買い増しできるのがNISAのスポット購入の良いところです。「ボーナスが入ったらまとめて買う」を習慣にすることで、年間の投資額を増やせます。
毎月の支出と生活水準
支出についても正直に書きます。プレゼント・脱毛・身の回りの買い物などで月4万円ほど使う月もあります。また、遠距離恋愛中のため交際費も月4万円前後かかっています。
それでも毎月赤字になることはなく、NISAの積立と合わせてもやりくりできています。「生活を削りすぎない」ことは意識的に重視しています。節約しすぎてストレスをためても長続きしないし、NISAはあくまで「余裕資金で続けるもの」と考えているからです。
奨学金4万円返済中でもNISAを続ける理由
学生時代に奨学金を借りていたため、現在も毎月約4万円の返済があります。「奨学金を返しながら投資なんてできるの?」と感じる人も多いと思います。
私の考えは「奨学金があっても、若いうちから少額でも始めた方がいい」です。理由は複利の力にあります。早く始めるほど時間を味方にできて、同じ金額でも長く運用できます。30歳から始めた場合と、25歳から始めた場合では、同じ月3万円を積み立てても、60歳時点の資産額に数百万〜1,000万円近い差が生まれるケースもあります。
また、少額でも投資を始めると「もっと投資資金を増やしたい」という意識が生まれ、無駄遣いが自然と減る効果がありました。「NISAに回す分を作りたい」という動機が、生活を少し引き締めてくれたのです。
ただし無理は禁物です。生活が苦しくなるほどNISAに回す「NISA貧乏」は本末転倒。まず生活費・奨学金の支払いをきちんと確保したうえで、余ったお金の範囲で積み立てる——これが鉄則です。最初は月3,000円でも十分です。
楽天証券を選んだ理由
この章のポイント:口座選びで迷っている人に向けて、私が楽天証券にした背景を話す
証券口座はいくつか選択肢がありますが、私は楽天証券を使っています。その理由は大きく3つです。
①もともと楽天カードユーザーだった
学生時代から楽天カードを使っており、生活の中にすでに楽天が入り込んでいました。新しく別の証券会社に口座を作るより、使い慣れた楽天でまとめた方がシンプルだと感じました。
②楽天経済圏で生活している
楽天モバイルを使っていることもあり、楽天ポイントが日常的に貯まっている環境でした。楽天証券では貯まったポイントを投資信託の購入に使うこともできるので、ポイントも無駄にしません。
③楽天カードでのクレカ積立が便利
楽天証券では楽天カードでNISAの積立購入ができます。カード払いにすることでポイントも還元されます。「口座から引き落としてカードにもポイントが付く」という流れが積立と相性抜群でした。
SBI証券も非常に人気で、三井住友カードとのクレカ積立が強みです。どちらが良いかは「すでに使っているカード・サービスと合っているか」で決めるのが一番です。私の場合は楽天経済圏に合わせた選択でした。
薬剤師2年目がオルカンを2年4ヶ月積立した実績と結論
この章のポイント:実際の数字と体験談を正直に公開する
積立推移(3,000円→65,000円)
| 時期 | 月の積立額 | 状況 |
|---|---|---|
| 学生時代(初期) | 3,000円 | バイト代の一部をとりあえず投資 |
| 学生時代(中期) | 5,000円 | バイトを増やし少し増額 |
| 就職1年目 | 30,000円 | 給与が入り始め大幅に増額 |
| 就職1〜2年目 | 50,000円 | 生活費が安定したのでさらに増額 |
| 現在(2年目) | 65,000円 | 支出の最適化後、現在の積立額へ |
最初は3,000円でした。「3,000円では意味がないのでは?」という感覚は今でも覚えています。でも「始める」という行動自体に価値があります。小さく始めて収入に合わせて増やす——これが現実的な方法です。
2026年4月時点の実績公開
| 運用期間 | 2年4ヶ月 |
| 総投資額 | 835,000円 |
| 評価額 | 989,262円 |
| 評価損益 | +154,262円(+18.72%) |
2年4ヶ月で元本の18.72%が増えました。835,000円が989,262円になっています。もし同じ835,000円を普通預金に入れていたとしたら、利息は数百円程度です。その差は約15万4,000円です。
もちろん「運が良かった」という側面もあります。この期間は特に株式市場が好調な時期が重なっていました。今後も同じパフォーマンスが続く保証はありません。でも「長期で積み立てれば世界経済の成長の恩恵を受けやすい」という原則は変わりません。
暴落時にどうしたか
2024〜2025年にかけて相場が少し揺れた時期がありました。私の評価額が一時的にマイナスになったこともあります。
そのときにやったことは「何もしない」です。
「下がったから売ろう」という気持ちは正直ありました。でも積立投資の原則は「価格が下がったときに同じ金額で多くの口数を買える」という仕組みです(ドルコスト平均法)。下落時に売ってしまうのは、最も安い値段で手放すことになります。
私が暴落時に売らずに続けられた理由は2つです。1つ目は「10年以上先の資産」として設定していたから。2つ目は「月々の生活費とは別の余剰資金で積み立てていたから」です。生活に必要なお金は手元に残しておく——この鉄則を守っていたから、下落時に慌てずに済みました。
まとめ
この章のポイント:2年4ヶ月の経験をもとに「オルカン一本を続ける理由」を整理する
オルカン一本を続ける理由
2年4ヶ月間オルカン一本を積み立ててきた結論は、「これで良かった」です。
投資に使う時間はほぼゼロです。毎月自動で積み立てられて、あとは放置するだけ。その間に評価額は+18.72%になりました。仕事も国試勉強もしながら、並行して資産を増やせる仕組みが作れています。
「オルカン一本でいいのか?」という疑問への私の答えは「忙しい医療職こそオルカン一本で十分」です。難しいことをする必要はありません。シンプルな仕組みを長く続けることが、最終的に一番の近道です。
まず口座開設から始めよう【PR】
オルカンを買うにはまず証券口座が必要です。口座開設は無料で、スマホから15分ほどで申し込めます。私は楽天証券を使っています。楽天カード積立でポイントが還元され、オルカンをはじめとする低コストインデックスファンドも充実しています。楽天ユーザーなら使い勝手もよくおすすめです。【PR】
「完璧な準備ができてから始めよう」では、いつまでも始められません。まず口座を開設する。それだけで投資の第一歩が踏み出せます。
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よくある質問(FAQ)
Q. オルカン一本で本当に大丈夫ですか?
A. 長期・積立・分散という投資の基本を満たしているので、初心者には十分な選択肢です。私自身も2年4ヶ月オルカン一本で続けており、現時点で含み益が出ています。ただし元本割れのリスクは常にあります。
Q. NISAは毎月いくらから始めるべきですか?
A. 月3,000円からでも十分です。私も最初は月3,000円からスタートしました。大切なのは金額より「続けること」と「早く始めること」。慣れてきたら増やせばいいので、まず小さな金額で始めるのをおすすめします。
Q. オルカンは元本割れしますか?
A. します。投資信託は元本保証ではなく、短期では価格が下がることもあります。ただし積立NISAで長期(10〜20年)で積み立てることで、元本割れリスクを下げる効果が期待できます。
Q. 暴落時は積立を止めるべきですか?
A. 止めない方が良いと考えます。暴落時こそ安い価格でたくさんの口数を買えるチャンスです。私自身、2025〜2026年の相場下落時にも積立を止めず継続しました。長期積立の効果は「安い時も高い時も買い続ける」点にあります。
Q. 奨学金の返済中でもNISAを始めるべきですか?
A. 生活に余裕があれば、少額から始めることをおすすめします。私自身、毎月4万円の奨学金返済をしながらNISAを続けています。投資の複利効果は早く始めるほど大きくなるため、月3,000〜5,000円でも始める価値があります。ただし生活が苦しくなるほど投資に回す「NISA貧乏」は避けてください。
Q. 楽天証券とSBI証券どちらがいいですか?
A. どちらも優れた証券会社です。楽天カードや楽天モバイルを使っている楽天経済圏の人は楽天証券が使いやすく、三井住友カードを使っている人はSBI証券が向いています。私は楽天経済圏で生活しているため楽天証券を選びました。まず自分がどのカード・サービスを使っているかで決めるのが一番シンプルです。
本記事は筆者個人の運用実績であり、特定商品の購入をすすめるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資の判断は必ずご自身の責任のもとで行ってください。
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本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身でお願いします。
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