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「薬剤師って実際どれくらい稼げるの?」「新卒1〜2年目の手取りと生活費ってどんな感じ?」——こういった情報は、なかなかリアルな数字で出てきません。
私は現在25歳・調剤薬局薬剤師2年目・一人暮らしです。この記事では、月収・ボーナス・毎月の生活費内訳・奨学金返済・NISA積立まで、すべての数字をそのまま公開します。
こんな疑問がある方向けの記事です。
- 薬剤師の手取りが2年目でいくらか知りたい
- 一人暮らしの生活費がどれくらいかかるか気になる
- 奨学金を返しながら資産形成できるか不安
この記事を読めば、次のことがわかります。
- ✅ 薬剤師2年目・調剤薬局勤務の月収・ボーナスのリアル
- ✅ 毎月の生活費内訳(家賃・食費・通信費・交際費まで全部)
- ✅ 奨学金720万円を返済しながら毎月65,000円積立できている理由
- ✅ 薬剤師1年目でやっておくべきお金のこと
結論から言うと、薬剤師「手取り 2年目」は月28〜30万円。奨学金返済があっても、支出を整えればNISA積立は十分できます。同世代のリアルな数字を知ってほしくて、全部書きます。
執筆者のすんすんはんは現役調剤薬局薬剤師2年目・25歳男性・一人暮らし。第110回薬剤師国家試験を273点(345点満点)で合格。給料・生活費・NISA積立の数字はすべて実際の数字です。
目次
- はじめに:なぜお金の情報を公開するのか
- 第1章:薬剤師2年目の収入公開
- 第2章:毎月の生活費内訳
- 第3章:奨学金返済しながらNISA積立できる?
- 第4章:薬剤師1年目でやっておくべきお金のこと
- まとめ
はじめに:なぜお金の情報を公開するのか
薬剤師のお金事情は、意外なほど表に出てきません。「薬剤師は高給取り」というイメージだけが先行していて、実際の手取り・生活費・奨学金返済との両立がどうなっているか、具体的な数字で語られることがほぼない。
私自身、薬剤師になる前は「年収はどれくらいか」「奨学金を返しながら生活できるのか」「NISAはいつから始めればいいのか」という疑問を持っていました。でも先輩や同期のリアルな数字を教えてもらえる機会はほとんどありませんでした。
だから、自分のデータをそのまま出すことにしました。同世代の薬剤師・薬学生に、同世代のリアルを届けたいと思います。
第1章:薬剤師2年目の収入公開
月収・手取り
月収の額面は35〜40万円、手取りは28〜30万円です。
月15〜20時間ほどの残業があり、残業代として毎月約5万円が追加されています。残業なしの月は手取り23〜25万円程度、残業込みで28〜30万円になります。手取りは額面から社会保険料・厚生年金・所得税・住民税が引かれた後の金額です。
薬学部に6年間通い、国家試験に合格してようやく手にできる数字です。「高給取り」と言われますが、新卒の手取りは28〜30万円。同年代の他職種と比べれば確かに高い水準ですが、薬学部6年間の学費・奨学金という重さを考えると、素直に「高い」とは言えない部分もあります。
ボーナスの実態
1年目は夏のボーナスがありませんでした。入社から半年経っていないため支給対象外。これは多くの調剤薬局・病院で共通する条件です。
1年目の冬ボーナスは24万円でした。2年目以降は成績評価が加わるため、30〜60万円程度が予想されます。ボーナスの振れ幅が大きいのは、調剤薬局の特徴のひとつです。
ボーナスが入ったときは、半分をオルカンのスポット購入(積立とは別に一括で買い増し)に回しています。「毎月の積立+ボーナス時スポット購入」のセットが、年間投資額を増やす効率的な方法です。
年収の手取り換算で言うと、1年目は約380万円でした(月収手取り×12+冬ボーナス)。
家賃補助が生活水準を大きく変える
私の自己負担家賃は月14,000円です。実際の家賃は会社が8割負担してくれています。これが手取りの体感に大きく影響しています。
同じ手取り28万円でも、家賃が8万円の人と1.4万円の人では、実質的な可処分所得が6.6万円違います。就職先を選ぶときに「家賃補助の有無」は必ず確認したほうがいいポイントです。
第2章:毎月の生活費内訳
私の毎月の支出をすべて公開します。
| 項目 | 金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 家賃 | 14,000円 | 会社8割負担。実際の家賃はこの約5倍 |
| 食費 | 20,000円 | 自炊メイン。外食は交際費に含む |
| 通信費 | 4,380円 | 楽天モバイル+U-NEXTのセット |
| 水道・ガス・光熱費 | 15,000円 | 冬は少し上がる |
| 奨学金返済 | 40,000円 | 第二種・総額720万円 |
| NISA積立 | 65,000円 | eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) |
| 日用品 | 5,000円 | 消耗品・生活雑貨など |
| 交際費 | 40,000円 | 遠距離の恋人に会う交通費が大きい |
| 合計 | 約203,000円 |
手取り28〜30万円から約20万円を支出に使い、残りの約8〜10万円を貯金しています。
各項目のポイント
【通信費:4,380円】楽天モバイル(データ無制限)とU-NEXTを組み合わせています。U-NEXTは動画・電子書籍・雑誌が楽しめて、セットにすることで実質的なコストパフォーマンスが高い。スマホ代を大手キャリアのまま使っている人は、まずここを見直すだけで月5,000円以上の節約になります。
【食費:20,000円】自炊が基本です。外食はほぼなく、彼女との食事は交際費に分類しています。食費2万円は意識して抑えているラインで、週の食材まとめ買いを徹底すると達成しやすいです。
【交際費:平均40,000円】遠距離恋愛をしているため、会う月は交通費だけで約8万円かかります。毎月会うわけではないので月平均に換算すると約4万円です。遠距離でなければ交際費はもっと低いはずです。
第3章:奨学金返済しながらNISA積立できる?
奨学金の現実
私の奨学金は第二種・総額720万円です。薬学部は6年制で学費が高い。私立薬学部であれば6年間で1,000〜1,400万円かかるケースも珍しくありません。奨学金を借りて薬学部を卒業した人は、業界内でも決して少数派ではありません。
毎月40,000円の返済は、正直重いです。でも、だからといって資産形成を後回しにする理由にはなりません。
奨学金返済しながら65,000円積立できている理由
答えは単純で「家賃補助で浮いた分をそのまま積立に回しているから」です。
家賃の自己負担が14,000円というのは、一般的な一人暮らしの家賃(5〜8万円)と比べると約4〜7万円の節約になっています。その節約分がそのままNISA積立の原資になっています。
家賃補助がなければ、65,000円の積立は難しかったと思います。福利厚生の活用が、資産形成の土台を作っています。
奨学金とNISAの優先順位
「奨学金を全額返してからNISAを始める」は、私はおすすめしません。
第二種奨学金の利率は低め(上限年3%)です。全世界株式のような長期・分散投資では、過去のデータ上は年数%程度のリターンが期待されることがあります。ただし、将来も同じリターンが得られるとは限りません。それでも奨学金返済を最低限の月額に設定しながら、並行してNISAを積み立てるほうがトータルで有利なケースが多いと考えています。
そして最大の理由は「時間」です。複利の効果は時間が長いほど大きくなります。25歳から始めるのと35歳から始めるのでは、同じ積立額でも将来の資産額に大きな差が出ます。早く始めた人が有利なゲームです。
もちろん、第一種奨学金(無利子)の場合は繰り上げ返済の優先度が下がります。自分の奨学金の利率と積立の期待リターンを比べながら判断してください。
積立の中身
私が積立しているのはeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)です。全世界の株式に分散投資できるインデックスファンドで、信託報酬も低い。「何を買えばいいかわからない」という人が最初に選ぶ1本として、多くの投資家に支持されています。
NISA貧乏にならないために意識していること
ただし、NISAにお金を回しすぎて生活が窮屈になる「NISA貧乏」には注意が必要です。投資は長く続けることが大事なので、無理な金額を設定して途中で苦しくなるより、少額でも続けられる金額から始める方が現実的です。
私も学生時代は月3,000円から始め、収入に合わせて5,000円、30,000円、50,000円、65,000円と少しずつ増やしてきました。最初から大きな金額で始める必要はありません。
第4章:薬剤師1年目でやっておくべきお金のこと
①証券口座を開設する
まず証券口座を開設してください。口座を持っていなければ何も始まりません。
私は楽天証券を使っています。もともと楽天カードを使っていたこと、楽天モバイルなど楽天経済圏で生活していたこと、そして楽天カードでNISAのクレカ積立ができること(カード払いでポイントも還元される)が決め手でした。SBI証券も三井住友カードとのクレカ積立が強くておすすめですが、「自分が使っているカード・サービスと合う方を選ぶ」のが一番シンプルです。開設自体は無料で、5〜10分で申し込みできます。
②NISAの積立設定をする
口座を開いたら、すぐに積立設定をしてください。毎月自動で積み立てる設定にしておけば、あとは何もしなくていいです。
積立額は「無理なく続けられる金額」からスタートして構いません。月10,000円でも、20,000円でも。大事なのは「今月から始めること」です。金額は後からいつでも変更できます。
③家賃補助など福利厚生を最大限活用する
就職先の福利厚生は、給与と同じかそれ以上に重要です。
家賃補助・交通費全額支給・資格手当・確定拠出年金(DC)など、会社によって福利厚生の内容は大きく異なります。私の場合、家賃補助だけで年間約50〜80万円分の恩恵があります。これは手取り換算で月4〜6万円分に相当します。
④通信費を見直す
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のままにしているなら、今すぐ見直してください。
楽天モバイルに変えるだけで、月5,000〜8,000円の節約になるケースがほとんどです。年間換算で6〜10万円。この差を積立に回すだけで、長期的には大きな差になります。通信の品質も、日常使用で不満を感じるレベルではありません。
⑤奨学金の返済計画を立てる
奨学金は「借金」ですが、焦って全額返済しようとする必要はありません。まず返済額と利率を確認して、繰り上げ返済すべきかNISAを優先すべきかを判断する。その判断ができるだけで、お金の使い方が変わります。
奨学金の残高・利率・月々の返済額は、日本学生支援機構のマイページから確認できます。まだ確認していない人は、今日確認してください。
🏛️ 日本学生支援機構 第二種奨学金の利率について:第二種奨学金の利率算定方法(JASSO公式)はこちら
まとめ
この記事のまとめです。
- ✅ 薬剤師2年目の手取りは月28〜30万円。家賃補助があると実質的な可処分所得がさらに高くなる
- ✅ 毎月の支出は約20万円(家賃1.4万・食費2万・奨学金返済4万・NISA積立6.5万など)、残り約8〜10万円を貯金
- ✅ 奨学金720万円を返済中でも、支出を整えれば毎月65,000円の積立は十分できる
「薬剤師の手取り 2年目」で検索してここに来たあなたへ。奨学金があっても、給与が「思ったより少ない」と感じても、資産形成は今すぐ始められます。まず証券口座を開いて、月1万円からでいい。時間が最大の武器です。
NISA・オルカン積立の話はオルカン積立の実績記事でより詳しく書いています。あわせて読んでみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身でお願いします。
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【免責事項】本記事に含まれる投資・資産形成に関する情報は、筆者個人の経験に基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を勧誘するものではありません。投資はリスクを伴い、元本が保証されるものではありません。投資の判断はご自身の責任において行ってください。

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